寿司屋さんのあれこれ知識 ~かんぴょう~

寿司屋さんのあれこれ知識 ~かんぴょう~

こんにちは!
練馬/杉並中心で仕出し・宅配弁当・接待弁当をお届けする魚伊三です。
ご法事の1周忌、3回忌も魚伊三にお任せください。
お寿司屋さんと言えば今では回転ずしを思い浮かべる方が非常に多いと思います。
今でこそ、それですがちょっと前までは町の小さなお寿司屋さんがメインだったわけです。
ここでの大きな違いは、シャリや寿司ネタというのもありますが、トークにあると思います。
寿司屋の大将とカウンター越しに話をし、うんちくを語りながら美味しい鮨を食べるという文化です。
これは、日本古来より続いているもので、ただ寿司を食べるだけでなく、そこに隠されたドラマを感じることです。
例えばかんぴょうひとつにとってみます。
かんぴょうは、現代ではほぼ中国産です。国産だと栃木くらいしかやっていないのですが、値段からすると倍違うことになります。
それは、かんぴょうにとても人件費をかけているからです。干瓢農家の方からすれば、非常に手間のかかるものでして、かんぴょうの収穫をしたらその日のうちに加工しないといけないそうです。
ですので、休みはないし重労働ということで人件費がかなりかかっています。
その干瓢がお寿司屋さんで手間暇かけて煮ます。ここでも大きな人件費がかかってます。
そうして、ようやくかんぴょう巻きが存在するのです。
私たちは、物にあふれ、そこにあるのが当たり前と感じますが、一からすべて作ると、そこには大きなドラマがあるのです。
こういった事をふまえて、お寿司をいただくと、価値が変わります。
こういったことは、回転すしでは教えてくれません。お寿司屋さんでしか語れないことでしょう。
これからの日本の文化として、ひとつずつ、その価値を伝えていくことがこれからの子供達によい食育になるのではないでしょうか?
ではまた!
魚伊三株式会社/うおいさデリバリーサービス
〒177-0052 東京都練馬区関町東1-28-5
TEL:03-6904-7525